「なあ、美汐。」
俺は美汐と学校の屋上で昼食を食べていた。
「・・・何でしょうか?」
「お前はあいつら・・・、真琴たちとどうやって出会ったんだ?」
真琴、沢渡真琴は人間の姿をして俺に会いに来た狐が使った名前のことだ。
「・・・聞きたいですか?」
美汐の顔に一瞬影がさした。
「いや、いやなら言わなくてもいいんだけど。」
「・・・・小学校の時でした・・・」
その日、私は傘を忘れてぬれながら帰っていた。
雨はとても冷たく、もうすぐ雪に変わりそうな感じだった。
途中、家への近道である林の中を走っていた。
「・・・なにかしら?」
ふと、右の草むらから泣き声が聞こえた気がした。
「きのせいだったかしら。」
私が再び走り出そうとしたとき、
「くーーーん。」
今度ははっきりと何かの泣き声が聞こえてきた。
「気のせいじゃなかったんだ。」
私が泣き声がしたあたりの草むらを覗いてみると、そこには一匹の子狐がうずくまっていた。
「あら、この子・・・。」
その子狐は怪我をしていた。
「怪我してるじゃないの痛いでしょ、おいで」
私は話し掛けながら手を差し出した。
「痛!!」
子狐は急に差し出された手に驚いたのか、突然噛み付いてきた。
「大丈夫、何にもしない。」
私は何度もやさしく話し掛けた。
「何にもしないよ、ただ怪我の治療をするだけ。」
私の言ったことがわかったのか、その子は自分が噛み付いた所を舐めはじめた。
「そう、何にも心配いらない。」
私はその子に微笑みかけていた。
「・・・やっぱり足を怪我してる。」
私はその子の足にハンカチを巻き付けてあげた。
「ごめんね、今はこれぐらいしかできないの。家に帰ってからちゃんと手当てしてあげるか
ら。」
そう言って、私はその子を抱き上げて家に向かって走って帰ったのだった。
私は家に帰り着くなり、一目散に自分の部屋に入っていった。
「もう大丈夫。」
私はその子に語り掛けていた。
「絶対にお父さんに見つかっちゃ駄目よ!もし見つかったら追い出されちゃうから。」
父は大の動物嫌いだからだ。
「いい、わかった?」
私はそうその子にに言い聞かせると、一階に薬箱を取りに行った。
「ねえお母さん、薬箱どこにあるの?」
「どうしたの美汐、怪我でもしたの?」
「ううん、ちょっとね。」
母は不思議そうな顔をしながら薬箱を持ってきた。
「いたずらしちゃだめよ。」
「うん、分かってるって。」
そう言って、美汐は薬箱を受け取り階段を駆け上がった。
「また何か隠してるわね、あの子。」
母はそうつぶやきながら苦笑していた。
「さ、持ってきたよ。」
私は早速その子の手当てを始めた。
「きゃうん」
その子は痛そうに泣いた。
「我慢して、そうしないともっと悪くなっちゃうよ。」
そういいながら、私は手当てを続けた。
「よっし、これでいいよ。」
子狐は包帯でぐるぐる巻きになっていた。
「お腹すいてない??ちょっと待っててね。」
そういって、私は台所に牛乳を取りに行った。
その間,その子は不思議そうに包帯をなめていた。
「はい、飲んでいいよ。」
私は台所から持ってきた牛乳をその子に差し出した。
その子は最初警戒して匂いを嗅いでいたが、よほどお腹がすいていたのかすぐに飲み始めた。
「全部飲んでいいからね。」
私は嬉しくて笑っていた。
その日から、私はその子と毎日一緒に遊んだ。
次の日も、また次の日も楽しく遊んだ。
その楽しい日々はいつまでも続くと美汐は思っていた。
しかし、幸せな日々は続かなかった。
それは突然終わりを告げた。
ある日、いつものように私はその子と楽しく遊んでいた。
すると突然、
「美汐、入るぞ。」
と言って、父親が部屋に入ってきたのだった。
当然、その子は見つかり山に返されることとなった。
「いやだ!!絶対にいやだ!!」
私がどんなにわめこうが叫ぼうが、父親は全く聞く耳をもたなかった。
それから私は3日間部屋に閉じこもっていた。
それから6年後、私は友達と駅前を歩いていた。
もうあの子のことは完全に忘れていた。
「じゃあね。」
「うん、ばいばい。」
私は友達と別れて家に帰るところだった。
「ちょこっとお腹すいたな。」
コンビニによって何か買っていくことにした。
「あ、これおいしいんだよね。」
と思いながら、手にとったのは”コンソメスクリューパンチ味”とかかれたポテトチップス
だった。
「やった、これってなかなか手に入らないんだよね♪」
コンソメスクリューパンチ味は大人気商品ですぐに売切れてしまうのだ。
「やった、ラッキー。」
そういいながら、美汐は商店街の奥にある公園に向かって歩いていった。
「ここで食べよ。」
私は公園の片隅にあるベンチに座って食べることにした。
「・・・・・やっぱりおいしいな。」
そう思いながらポテトチップスを食べていると、
・・・・じーーーー・・・・
ちょうど小学5年生ぐらいの男の子が目の前にたってポテトチップスを見つめていた。
「・・・・・どうかしたの?」
「・・・・」
「・・・・これ、食べたいの?」
「・・・・・こく」
少年は無言でうなずいた。
「・・・はい。って・・・」
私が袋ごとポテトチップスを差し出すと、少年は袋ごと取ろうとした。
「・・・君、常識がないの?」
少年にはその言葉が聞こえてないようだった。
「・・・まあいいわ。君、名前は何ていうの?」
「・・・慶太。」
慶太と名乗る少年はポテトチップスを食べながら答えた。
「そう、慶太って言うの。どこから来たの?」
「・・・・あっち。」
少年はそう言って、山の方を指差した。
「・・・あっちって、山の方?」
「うん、あっち。」
少年が指差す方向には民家などありそうもなかった。
「・・・・まあいいわ、そのゴミは捨てておいてね、私は帰るから。」
そう言って私は家に帰り始めた。
「ただいま。」
「・・・・・」
「あれ?君、何でついて来てるの?」
「・・・・家がどこか分からない。」
「分からないって・・・、君の家は山のほうじゃないの?」
「山の方から来た気がする。でも、思い出せないんだ・・・」
「思い出せない??」
少年は困ったような顔をした。
私と少年がそんなやり取りをしていると、
「あら、お友達?」
奥から母が出て来ていた。
「ううん、違うの。さっき公園で会ったばかりなんだけど。」
「あら、そうなの?あなたお名前は?」
「慶太。」
「・・・・・慶太。」
一瞬、美汐の母の顔が曇った。
「・・・・そう、慶太って言うの。」
美汐は不思議そうな顔をしていた。
「どうかしたの?お母さん」
「いいえ、なんでもないわ。」
母は何か思い当たることがあるような様子だった。
「君、お家に帰らないといけないわよ。おばさんが送ってあげるからお家に帰りましょう。」
「お母さん、この子家分からないんだって。」
「え、分からない?」
「・・・・うん、名前が慶太って事しかわからない。」
「・・・記憶喪失?」
私は母の顔を見ながら言った。
「本当に記憶喪失なら、警察に連れて行った方がいいかしら・・・」
それをいうと、突然少年は私の足にしがみついて、
「警察は嫌だ。」
と駄々をこね始めた。
「困ったわね。」
「お母さん、この子の記憶が戻るまで一緒に暮らす事にしようよ。」
「え?」
「だって、しょうがないよ?この子が嫌がってるんだから。それに3年前から家の中の雰囲気が
寂しかったし・・・・。」
私の父は3年前に肺がんで亡くなっていた。
「・・・それもそうね。でも、この子の親もちゃんと捜索願いを出してるだろうし、一応警察に聞
いておくわね。」
「うんわかった。」
「というわけで、君はしばらくこの家の住人よ。」
そう美汐の母が言うと、
「うん。」
少年は元気よく返事をした。
「さて、君の部屋を作らないとね・・・。お父さんの使ってた書斎があるわね、綺麗に片付い
ているしあそこにしましょう。」
父が亡くなってからも、父の書斎はそのままにしてあった。
なぜか、母はその部屋を使わせようと思ったのだ。
「美汐、この子をお父さんの部屋に連れてってあげて。」
「うん、わかった。おいで、こっちだよ。」
少年は靴を脱ぐと私の後をついて二階に上がっていった。
「この部屋だよ。」
その部屋は私の部屋の斜め前の部屋だった。
「うわぁ、広いね。」
少年は目を輝かせて言った。
とそこへ、
「はい、この布団使ってね。」
と、母が布団を持って入ってきた。
「あとパジャマはこれを使ってね。」
それは私の使い古しのネコの柄のパジャマだった。
「さ、まずはお風呂入っちゃいなさい。」
「はーーい、おいでこっちよ。」
美汐は少年の手をひいて風呂場まで案内した。
「はい、ここがお風呂場だよ。」
そういわれた少年は素直にお風呂に入っていった。
その後、3人で夕食をたべた。
「ひさしぶりね、3人でご飯を食べるなんて。」
「うん、なんか楽しいよね。」
久しぶりに会話が弾んだ食卓だった。
「今日は疲れたでしょ?もうそろそろ寝なさい。」
「うん、おやすみなさい。」
「美汐、あなたも早く寝なさい。」
「はーーい、おやすみなさい。いこ、慶太くん。」
私と少年は一緒に二階に上がっていった。
その後姿をみながら、
「慶太くん・・・か。」
美汐の母の目はどこか悲しそうだった。
「じゃ、君の部屋はこっちね、おやすみ。」
「おやすみなさい。」
そういうと、2人はそれぞれ自分の布団にもぐりこんだ。
翌日、美汐が学校から帰ってくると。
「美汐、ちょっと・・・」
「なあに、お母さん。」
「あの子のことなんだけど・・・」
「慶太くんのこと?」
「ええ・・・・、捜索願がでてないのよ。」
「え、どういうこと?」
「あの子の親は心配してないのか、それとも・・・・」
「自分の子供を心配しない親なんているの?」
「いないわよ、だから不思議なの・・・・」
「どういうことなんだろう・・・」
「とりあえず、もうしばらく預かってみて、それでも連絡がなければ一度警察に連れて行って
みないとね・・・」
「・・・仕方ないっか。」
ちょうどその時、2階から少年が降りてきた。
「このことは慶太君には内緒よ。」
「わかってるって。」
その後、美汐が自分の部屋で本を読んでいると、
「ちょっといい?」
と言いながら少年が入ってきた。
「なあに?」
「一緒に遊ぼう。」
「いいわよ、何して遊ぶの?」
「・・・・」
「そうね・・・・、キャッチボールなんてどう?」
キャッチボール・・・、美汐の父が生きていた時はよく一緒にやった遊び。
道具は一式そろってるし、男の子だからちょうどいいと美汐は思った。
「うん、いいよ。」
「じゃ、公園に行きましょ。このあたりは道が狭いから。」
2人は商店街の奥にある公園に行くことにした。
「最初はこのくらいの距離かしら。」
2人の間の距離は5mぐらいはなれてる。
「じゃ、いくよ。」
シュ、パシ、ぽろ。
「ちゃんと取ろうよ。」
「・・・うん。」
「じゃ、慶太くん投げて。」
「・・・いくよ。」
シュ、ヒューーーン、ポチャン。
「・・・慶太くん、そっちは噴水だよ。」
「・・・失敗した。」
ちなみに、少年は噴水を背にしてキャッチボールをしている。
「・・・ある意味器用だよ。」
「拾ってきた、いくよ。」
シュ、パシ。
「なかなか早い玉投げるね。」
少年は自慢げそうな顔をしている。
「お返し。」
シュ、バシ!!。
「痛いよーー。」
「あ、ごめんごめん。強すぎたね。」
「お返しだ!!」
「まだまだだね。」
・・・
2人は暗くなるまでキャッチボールを続けた。
『ただいま。』
「お帰り。あらあら、2人とも真っ黒ね、早くお風呂入っちゃいなさい。」
『はーーい。』
それから毎日のように2人のキャッチボールは続いた。
私は、いつからかその少年が弟のように思えてきた。
その夜、私は夢を見た。
懐かしい夢だった。
ちょうど6年前のあの子狐のこと。
そう、いつもあの子狐はボールを追いかけていた。
ちょうど、慶太のように・・・・
「ね、キャッチボールしよ。」
「うん、いいよ。」
2人はいつもの場所に移動した。
「いくよ。」
シュ、パシ、ポロ。
最近、少年は前にもましてボールを落とすようになった。
「どうかしたの?最近落としてばかりだけど・・・」
「ううん、なんでもないよ。」
なんでもないはずはなかった。
最近は漫画を読むのにも漢字の読み方を美汐に聞きに来るのだから。
「やっぱり、最近変だよ。病院行った方がいいんじゃない?」
「いやだ、美汐お姉ちゃんのそばを離れたくない。」
少年はかたくなに美汐のそばを離れようとしない、家に来た時からそうだ。
「今日はもう帰ろうね。」
そう言って、美汐が帰ろうとすると、
「いやだ、もっと遊ぶ。」
と、だだをこね始めた。
そう、そうれはまるで、幼稚園児のように・・・
美汐は気づき始めていた、
最近この子は行動、知識などすべてにおいて幼稚化しているような気がする。
「しょうがないな、あと一回だけね。」
「やった!!」
シュ、パシ、ポロ・・・
ボールが少年の後ろに転がっていった。
「あ、とって来る。」
その少年の後姿を見ていた私の頭の中に、ふとあの夢のことがよぎった。
「・・・気のせいよね。」
いつの間にか、私は慶太君とあの子の面影を重ね合わせていた。
人間のすがたをしてあいに来るなんてありえない。
そう、それは昔話の中でだけの出来事・・・。
私は心のなかでかたづけた。
まるで現実を否定するかのように・・・。
「・・・帰ろうか。」
「うん。」
ある日、いつものように2人でキャッチボールをしていると
「あ、美汐。」
「宏美ちゃん、ひさしぶり。」
宏美は私の同級生だ。
「あれ、弟がいたの?」
「ううん、この子は親戚の子だよ。あずかってるの。」
記憶喪失の子供を預かっているなんていえなかった。
「ふーーん、私、宏美っていうの、よろしくね。」
「慶太くん、あいさつは?」
「・・・・・・・。」
「どうしたの?」
「・・・はじめ・・・・まして。」
少年はそれだけいうと私の後ろに隠れてしまった。
「ごめんね、恥ずかしがり屋で。」
「ううん、いいの。あ、用事があったんだ、ごめん、また明日ね。」
「うん、ばいばい。」
そういうと、宏美は去っていった。
「どうしたの、前はちゃんとあいさつできたじゃない?」
「・・・うん、だけど・・・・」
少年はうつむいてしまった。
「ま、いいわ。帰ろう。」
「・・・うん。」
少年は何となく元気がなかった。
その日の夜、
「・・・・お姉ちゃん。」
美汐が寝ていると苦しそうな声が聞こえてきた。
「ん、・・・慶太くん??」
見ると、ベットの横に少年が座り込んでいる。
「どうしたの?熱でもあるの?」
おでこを触ってみる・・・熱い。
「たいへん、すごい熱じゃない!!」
美汐は急いで風邪薬と水枕を持ってきた。
「これをのんで自分の部屋で寝なさい。」
「・・・いやだ、お姉ちゃんのそばにいる・・・・。」
「わがまま言わないの。」
「いやだ・・・、絶対にはなれない・・・・」
少年は強情だった。
「・・・しょうがないね、ほら、横で寝なさい。」
美汐は水枕をセットすると、少年を自分の横に寝かせた。
「ほんとに大丈夫?」
「大丈夫・・・だから・・・」
「そう、だったらいいけど。おやすみ。」
「・・・おやすみ。」
次の朝、美汐が起きると隣に寝ていたのはすでに冷たくなった狐だった。
「まさか、あなた・・・・。」
私の頭の中に6年前のあの子狐のことが鮮明に思い出された。
そして、同時に少年と楽しく過ごした記憶も・・・・
目から涙があふれてきた。
「あなた、そこまでして、私に、会いたかったの?。」
「ねえ、答えて、ねえってば!」
その声はまさに美汐の心の叫びだった。
そのとき、母が入ってきた。
「・・・やっぱり、人間じゃなかったのね。」
「・・・え。」
「あのね、あなたには秘密にしていたけどあなたにはお兄ちゃんがいたの。」
「え、でも今は・・・」
「そう、今はいない。なぜなら小さい時に交通事故で死んじゃったから・・・・。でね、その
お兄ちゃんの名前が慶太っていうのよ。」
「え、じゃあ・・・・。」
「そう、その子が使っていた名前と同じなの。」
母は狐を見つめながら言った。
「もしかして、お母さん6年前のこと・・・」
「ええ、わかってたわよ。掃除をしてたらあなたの部屋からでてきたんだもの。」
「そう、バレバレだったのね。」
美汐はかすかに笑った。
その後、美私は他人に心を開くことはほとんどなくなった。
今までの親友にさえも・・・
もちろん、そんな私からはみんな離れていった。
そして、回りには誰もいなくなった・・・。
それでも私はつらくはなかった、心の中にあの狐がいたから・・・。
「・・・というわけです。」
美汐の目には涙がたまっていた。
「・・・なんか悪いこと聞いちゃったな。」
「いいえ、どうせいつかお話しようと思ってたことですから。」
「それに・・・」
美汐は涙を拭きながら立ち上がった。
「それに、真琴ちゃんからはあのこと同じ感じを受けました。もしかしたら・・・」
「もしかしたら、その子の子供かもしれない?」
「・・・はい、そして、真琴ちゃんは今も生きている。たぶん、あの子の意思を受け継い
で・・・。」
「そうだな、あの山でほかの狐と一緒に楽しく生きてるんだろうな。」
そういうと祐一と美汐は2人で真琴がいるであろう山を見上げた。
「・・・また、あえるといいですね。」
「いや、俺は会いたいとは思わない。」
「え!」
「もし、それでまた真琴が人間の姿で会いにきたらやばいからな。こんどこそ体が持たな
い。」
「・・・そうですね、あの子達にはあの子達の世界がある。それを犯してはいけませんね。」
「ああ、そうだな。」
そういうと祐一は立ち上がった。
「さて、お昼休みも終わるし。教室に帰るか。」
「そうですね。」
そういうと、2人は屋上から自分の教室へ帰っていった。
その後ろ姿を狐が見ていたことは誰も知らない・・・。
END
どうもーー、読んでくれてありがとうです。
なんだかんだ言ってこれで二本目のSSです。
もし、ペーパーや製本したVrを見て
このページを見に来てくれた人は
「なんだ、こんな風に公開しているなら買うんじゃなかった。」
と言われるかもしれませんが、販売価格ははっきり言って赤字です。(泣
なんとか製本代だけで作っているのでそんなことは言わないでください。(泣
さて、次回作は・・・・秋子さんネタで行きましょうかね。
ちょうど発表時期が2月なので、バレンタインネタということで・・・
であ、皆さん楽しみに待っていてください。m(_ _)m