日程と場所からどこに行ったかいわずともがなでしょう。
諸事情で一日目からはいけませんでしたが、二日目、三日目と参加しました。
二日目からレポートをすることにします
二日目は、企業ブースのみ回ってきました。しかし、カタログを買ってなかったため、どんな企業がいつ配布をするのかまったくつかめず、それだったらと天に運を任せて行ったときに配布していたものを奪取する計画に
当日、10時に友の家発。山手線に乗って新橋に11時着の予定が、前日ひさしぶり会をやったため4時ぐらいまで起きていた後遺症が発生。気づいたら秋葉原着だった手痛いミス。
山の手外回りで戻ってゆりかもめの駅に無事に到着するも、やけに込んでいる。『すわ、これ全部夏コミいくのか!?この時間でも入場厳しい!?』とちょっとへこむも、様子がおかしい。やけに親子連れ、カップルが多いのだ。はてなマークを浮かべながら乗ったゆりかもめの場内アナウンスでなぞは解けた。花火大会があるらしい。何もこの死ぬほど込む三日間にかぶるように予定することないのにと思ったのだが、花火によるレインボーブリッジの通行規制があるという話を聞いて、もしかしてコミケを牽制する狙いがあるのではと疑ってみた。
そんなこんなで、12時に現着。聞いていた、思っていたほどの行列もなく、また、人の流れに流されまくって身動きできないなんてこともなく平々凡々と西館四階に到着。
そのままスルスルっと入場してびっくり!!なんですか、この広さは!!ここだけでコミックライブの参加サークル全部入りますよね!?
人の数もすごいです、いつも使っている人ごみ走行が通用しません。それだけに飽き足らず、外には行列ができております。すごいです、すばらしいです、この活気感動です。1/10でも名古屋に持って帰りたい。
とりあえず、TypeMoonのブースの周りをサラっと見てから外に出ることに。ちなみにすでにTypeMoonブースは閉まっておりました。
何に並ぼうかなぁとぶらぶらしていると、ちょうど配布が始まったらしき行列を発見。並べるようなので最後尾にくっついて体験版CDをGET!!。その勢いで4つほど体験版、無料配布行列に並んだところで友達との約束の時間ギリギリになってしまいタイムアウト。まだまだあった無料配布に片手を引っ張られながら会場を後にすることに。
そのまま集合場所の秋葉原に移動。なぜかメイド喫茶に行くことになり、店の品定めを始める友人二人。あいにく私にはメイド属性は装備されておりませんので、二人に完全にお任せして傍観者の立場でボーっとしていたところ聴きなれた音楽、AIRの夏影が聞こえてきたのです。はじめどこかの店がCDでも大音量で流しているのかと思いましたが、違います。バイオリンオンリーの曲ではありませんし、アレンジも出ていないはずです。周りを見渡してみると、駅前の花壇のところにバイオリンを弾いている人を発見。あなたですか!!近くで聞こうと思いましたが、友人が移動すると言い出したので断念。ちなみに後で知ったことですが、コミケに参加できなかったサークルさんだったみたいです。
メイド喫茶を探して歩き出したのはいいのですが、さすが新陳代謝の早い町です、一向に見つからない。ここも見つからない、あそこも見つからないとさまよっているうちに夕立が降って来てしまいました。仕方ないので近くのマックに避難して、あきらめムードで雨が上がるのを待ちながら夕食をとってしました。メイド喫茶で摂る予定だったのですけどね。
あれやこれやと30分ほどしたところで雨がやんだのでメイド喫茶探しを再開です。とはいっても目的の7割程度を占めていた夕食をとってしまったため、やる気下がりまくりです。楽器屋に寄ったり、中古パーツ屋によったりと寄り道しまくり。探す気すっかりうせてます。と、ふと立ち寄ったパーツ屋の横にメイド喫茶の看板を発見。そのまま突入することに。
友人M君は、メイド喫茶に入ったときの第一声および初行動を決めているらしくすごく張り切ってました。自分の世界にひたってる者を見てるこちら二人は完全に傍観者の立場です。とんでもないことを始めたらおいて逃げる気満々です。
さぁ、突入開始です。
扉を開けて、第一声。
「いらっしゃいませ〜」
なに〜〜〜!!いらっしゃいませだと〜〜!!ここはメイド喫茶じゃなかったのかぁ!!
思わず顔を見合わせるわしら二人。自分の世界から急速に引き戻され現実が認識できず固まってるM君。そんなことお構いなしで無難に接客をすましていくメイドさん。
そのまま普通の喫茶店と大差なく席まで案内される。唯一違うのはウエイトレスがメイドの衣装を着ていることだけ。
思わず放心していたわれらですが。とりあえず注文することに。えぇっと、コーヒー一杯400円ですか、結構良心的なお値段ですね。と顔を上げると、その先に黒板を発見するわし。そして書かれていたことは「本日はセットメニューのみとなっています♪」というかわいらしい丸文字。
なるほどなるほど、コミケ時期はかきいれ時ですから、商売としてはあたりまえですねと納得し、メニューに視線を戻しセットメニューとやらを確認。
……えぇっと、わし乱視だったかなぁ。すっごいお値段に見えるのですが。一番安いケーキセットで1200円って正気ですか?
とりあえず、飲み物だけ頼もうとしていたスポンサーK君にこのことを報告。お互い固まる。ちなみにM君はふ〜ふ〜あ〜んセットなどのスペシャルメニューを頼むつもり(役)なので、関係なし。
仕方なく、わしとK君はケーキセット+アイスコーヒー&アイスティー。M君はふ〜ふ〜あ〜んセットを注文
注文したものが出てくるまで、メイド喫茶らしからぬ接客について、文句をたれる三人組
そして運ばれてきました、カレーです。ふ〜ふ〜あ〜んです!!
メイドさんがM君の横にスタンバイ。カレーとご飯を混ぜ始めました。途中「福神漬けはいれますか?」と聞く気遣いも忘れていません。そこだけはメイドさんです。
しかし、大事件が発生。傍観者の二人はすでにその光景だけで限界近くまで達してしまい、すでにうつむき加減です。
そんなこと気にしないで、先を進めるメイドさん。「ふ〜、ふ〜」って、口で言ってますよ!!
限界1mm前と見えるK君。完全にしたを向いてちょっと息が漏れてます。
「あ〜〜ん」キタ、来ました。M君の口にカレーを乗せてふ〜ふ〜したスプーンを運んで行くメイドさん。ちょっと体を引きながら口をあけるM君。笑いをこらえるので精一杯のK君。
一口食べ終わって、M君吹っ切れた様子「うまい!!」とちょっと大声をあげてくれました。そこでわしも限界近くに、思わず顔を背けて下を向いてしまいます。メイドさんは「それはよかったです」と薄く苦笑いを浮かべながら去っていきました。\2500なり
残ったカレーを片付けながらメニューを見るM君。まだ何かしたげです。スポンサーのK君も吹っ切れた様子で「どうせ使うなら一本使ったほうが楽」とM君を後押し(陥れ)し、ちゅーちゅーごっくんセットを注文
注文時、ちょっと壊れ気味のM君。セットのケーキ、ドリンクを何にするか聞かれて「君の好きなもので」ときざっぽく決めてくれました。わしはどんびきでしたけどね。
メイドさんも期待にこたえて、自分の好きな物を選んでくれました。よかったね、のりのいいメイドさんで。
飲み物が来るまで、謎の(説明がわかりにくい)ちゅーちゅーごっくんのサービスはなんだろうと三人で相談です。結果、『ストロー二本ざしで一緒に一口飲んでくれる』と予想しました。
しかし、やってきたジュースにはどう見てもストローが一本しかありません。どうなるのか見守っていると、メイドさんがおもむろに持ってきたドリンクをM君の口元に持っていきました。
そして一言「はい、どうぞ」
はい、どうぞって!?
とりあえず、なすすべがないM君はまたまたちょっと後ろに仰け反りながら、一口飲みます。
M君が飲み込んだのを確認したメイドさん、ドリンクをテーブルの上に置くと「では、ごゆっくり」と去っていきました。
では、ごゆっくりって、もしかしそれだけですか!?
え、まじで?という目でお互いに確認を取りあう三人。どうやらマジらしいです。\2000なり
こうなったらと、最後のスペシャルセット。エンジェルシェイクセットを注文するM君。今回は念のために注文時にどんなサービスか確認を取ります。が、どうやら注文を取りにきたメイドさんは新人さんのようでサービス内容を知らない様子。近くのメイドさんに聞いた後答えてくれました。説明によると、席の隣まで来てバナナシェイクらしきものを作ってくれるらしいです。
暴走M君、とまりません。ここでもセットケーキを聞かれて「君の好きなので」とか言ってくれてます。
しかし、そこは新人メイドさん。一筋縄ではいきません。テーブルまでサンプルケーキを持ってきて聞いてくれます。しかし、めげないM君。またまた「君の好きなので」とだめ押しです。そこまで言われたら、さすがに後に引けない新人メイドさん。「じゃぁ、このチョコレートケーキで」と選んでくれました。M君の勝利です。
セットのチョコレートケーキが片付くか片付かないかぐらいで、メイドさん登場。シェイクをしてくれました。でも、本当に普通に隣にたってシェーカーを振っただけ。\2000なり
しかも、バナナシェイクって言ってたのに、練乳ミルクです。だまされました。
スペシャルセットを全部注文し終え、60分制限ギリギリになったので店を出ることに。お会計は恐ろしくて見れませんでした。ゴチです、K君
帰り際、やっとメイド喫茶らしい言葉が聴けました「いってらっしゃいませ」と。すかさず反応するM君「行ってきます!!」と笑顔で片手を挙げてくれてます。その光景を見るに見れずにさっさと逃げ出したわしらでしたけどね。
三日目は始発でビックサイト
のつもりでしたが、前日の夜にK君が突如思いついたコスの準備に4時まで費やし、4:30に出る予定で仮眠を取ったのですが。おきたら7時でした。
特急で準備を済ますと、家を飛び出しました。結局、国際展示場正門についたのは9時。すでに大量に人が並んでいました。
この人の群れ、さすがコミケ!!と感動しているわしの横で、ほかのお仲間とメールで連絡をとりとり謝っている様子のM君。大変そうでした
中には入れたのは、1030時を回ったころでした。更衣室は混雑していることが多分に予想されたので時間つぶしをかねて東123を回ることに。途中、有料クロークがわからずにカタログを通路で開いてしまい、スタッフさんに注意される始末。スタッフの方すいませんでした。
荷物を預け終わって東を目指して移動を始めたのですが、すごい人の群れで思うように移動できません。到着するのに10分程度かかってしまいました。まずは魔王の丼さんに挨拶。その後、端っこから順番に絨毯爆撃を開始です。
わしのポリシーは「安定した大手をひとつ回るより、意外性のある小さいサークルをたくさん回る」なので一番有効な作戦というわけです。
3列ほど回ったところで1130時、そろそろすいてきたころだろうと更衣室に移動。入り口で「付き添いは入れますか?」と聞いたところ入れないとの回答。おかげで本日寝坊してまで用意した突貫コスはできないことに。着替えに人手が要るんです。
20分ほど待っていると、着替え終わったK君の登場です。早速二枚ほど写真を取らせていただきました。しかし、ウィッグを染めるのに失敗したのと、衣装がちょっとぶかぶかなのと、体調不良なのでかなりご機嫌斜めなK君でした。
このまま、この格好でつれまわすのも悪いと思い、K君を置いて一人サークル周りを続けることに。途中M君から先に帰ると連絡を受けながらも、1530時までいました。
新橋まで撤収したところで迎えに来てくれたM君と合流。ファミレスに連衡されました。そこで知らない人二人といきなり出会わされる暴挙を受けましたが、無難に乗り切り。三日目は終了。帰宅しました。
14日に帰る予定でしたが、急遽予定を変更して16日に帰ることにして、15日は東京観光です。
ブラックバラエティの「あ、石九博」を見るために日テレに。しかし、メンテナンスのため17時からと書かれているではありませんか!!それ以外のものが見たいわけではないので、秋葉原に移動して時間をつぶすことに。
パーツショップは、見てるだけで楽しいです。あっという間に1630時。日テレに移動することに。
しかし、日テレで待ち受けていたのは過酷な仕打ち。「あ、石九博」受付は終了しました。と書かれた看板。はぃ?何受付とか、終了って??結局日テレの暴挙で最大にして唯一の目的である「あ、石九博」見れませんでした。悔し紛れに間違い探しをやって、ティッシュとシールをもらって帰宅です。
そして予定通り、16日に帰還しました。
総括?
コミケは、規模も、参加しているサークルさんも、一般参加のひとたちも、レイヤーさんもレベルが高いです。大変気持ちよくすごせました。一部、マリ見てサークルをすっかり回り忘れてしまったのは悔しかったですが、おおむね満足できました。冬コミも資金繰りをつけて参加できるようにがんばります。
そのうち、コミケに胸を張って出れるレベルの作品を仕上げたいと思います。
まってろ、ビックサイト!!